put-object

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Classic/VPC環境で利用できます。

Ncloud Storageにオブジェクトを保存します。

コマンド

コマンド構文は次の通りです。

aws s3api put-object --bucket <value> --key <value> [--options]
参考

単発の PUTで最大5GBサイズのオブジェクトをアップロードできます。5GB以上の大きなファイルは、マルチパートアップロードでアップロードできます。

パラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

パラメータ タイプ 必須の有無 説明 制限事項
--bucket <value> string Y オブジェクトの保存先バケット -
--endpoint-url <value> string Y コマンド呼び出しのデフォルト URLを指定 krリージョンのみ対応、呼び出しドメイン情報はNcloud Storageの概要を参照
--key <value> string Y アップロード対象オブジェクトの名前(key値) -
--body <value> string N オブジェクトデータ アップロード対象オブジェクトのパスまたはファイル
--cache-control <value> string N キャッシュ動作の設定 -
--content-disposition <value> string N オブジェクトに対する表現情報を指定 -
--content-encoding <value> string N テンプレートエンコード設定 -
--content-language <value> string N コンテンツ言語設定 -
--content-length <value> long N bodyのサイズ(バイト) -
--content-md5 <value> long N アップロードしたパートの128ビット暗号化ハッシュ値の Base64エンコード値 -
--content-type <value> string N 明示的なコンテンツタイプ定義 -
--metadata <value> string N オブジェクトと一緒に保存するメタデータを設定 -
--storage-class <value> string N オブジェクトを保存するストレージクラスを指定 選択可能なオプション
  • STANDARD
  • DEEP_ARCHIVE
  • * デフォルトは Standardクラスに保存
--cli-input-json | --cli-input-yaml string N 提供した jsonまたは yaml文字列で引数を入力 jsonと yamlは一緒に指定できない
--generate-cli-skeleton <value> integer N APIコマンドを実行せずに、後に inputとして使用できるパラメータテンプレートを作成 -
--debug boolean N デバッグロギングを使用 -
--no-verify-ssl boolean N SSL証明書を検証する基本動作を再定義 -
--no-paginate boolean N 自動 pagination無効化、結果に対して最初のページが一度だけ呼び出される -
--output <value> string N レスポンスの形式を指定 選択可能なオプション
  • json
  • text
  • table
  • yaml
  • yaml-stream
--query <value> string N レスポンスデータの絞り込みに使用する JMESPathクエリ -
--profile <value> string N 認証情報ファイルで特定の profileを使用 -
--region <value> string N リージョンを指定 krのみ対応
--color <value> string N output color設定 選択可能なオプション
  • on
  • off
  • auto
--no-sign-request boolean N 認証情報のロードを無効化 -
--ca-bundle <value> string N SSL証明書の確認時に使用する CA証明書を指定 -
--cli-read-timeout <value> int N 最大読み取り時間、0を入力するとタイムアウトではなく、ブロック状態に変更される デフォルトは60秒に設定
--cli-connect-timeout <value> int N 最大接続時間、0を入力するとタイムアウトではなく、ブロック状態に変更される デフォルトは60秒に設定
--no-cli-pager boolean N レスポンスの cli pagerを無効化 -
--cli-auto-prompt boolean N CLI入力パラメータの自動プロンプト設定 -
--no-cli-auto-prompt boolean N CLI入力パラメータの自動プロンプトを無効化 -
--sse-customer-algorithm string N ユーザー暗号化アルゴリズム (AES256) -
--sse-customer-key string N ユーザー提供の暗号化キー -
--sse-customer-key-md5 string N ユーザー提供暗号化キーの MD5 -

権限

Sub Accountユーザーがこのコマンドを使用するには、Change/putObjectアクションの権限が必要です。

特定のエラーコード

put-objectコマンドの呼び出し時に発生する可能性があるエラーコードは次の通りです。

エラーコード HTTP Status 説明
NoSuchUpload 404 指定したマルチパートアップロードが存在しません。アップロード IDに誤りがあるか、既に中断または完了したアップロードです。

upload-partコマンドの呼び出し例とレスポンス例を説明します。

オブジェクトのアップロード

呼び出し例

オブジェクトの保存先バケットを指定し、アップロードするオブジェクトを--bodyで指定してコマンドを呼び出すと、Ncloud Storageにオブジェクトをアップロードできます。ストレージクラスを指定しないと Standard Classに保存されます。呼び出しのサンプルコードは次の通りです。

aws s3api put-object --bucket bucket-a --endpoint-url=https://kr.ncloudstorage.com --key img/image.png --body image.png

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

{
    "ETag": "\"12345678a25bc72de9fg3094h1f30ij6\""
}

バージョン管理が設定されたバケットの Deep Archive Classにオブジェクトをアップロード

呼び出し例

オブジェクトの保存先ストレージクラスを明示してコマンドを呼び出すと、そのクラスにオブジェクトが保存されます。呼び出しのサンプルコードは次の通りです。

aws s3api put-object --bucket bucket-a --endpoint-url=https://kr.ncloudstorage.com --key img/image2.png --body image2.png --storage-class DEEP_ARCHIVE

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

{
    "ETag": "\"a2b370952633c9d9ef503abcd8b460bb\"",
    "VersionId": "4d784abc-0941-11f0-954d-d4f5ef94c2b0"
}

関連コマンド

関連コマンドは次の通りです。