rb

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Classic/VPC環境で利用できます。

Ncloud Storageから空のバケットを削除します。

コマンド

コマンド構文は次の通りです。

aws s3 rb <target> --endpoint-url <value> [--options] 

パラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

パラメータ タイプ 必須の有無 説明 制限事項
--endpoint-url <value> string Y コマンド呼び出しのデフォルト URLを指定 krリージョンのみ対応、呼び出しドメイン情報はNcloud Storageの概要を参照
--force boolean N バケット自体を含め、バケットにあるすべてのオブジェクトを削除 バージョン idがあるオブジェクトは削除不可
--debug boolean N デバッグロギングを使用 -
--no-verify-ssl boolean N SSL証明書を検証する基本動作を再定義 -
--no-paginate boolean N 自動 pagination無効化、結果に対して最初のページが一度だけ呼び出される -
--output <value> string N レスポンスの形式を指定 選択可能なオプション
- json
- text
- table
- yaml
- yaml-stream
--query <value> string N レスポンスデータの絞り込みに使用する JMESPathクエリ -
--profile <value> string N 認証情報ファイルで特定の profileを使用 -
--region <value> string N リージョンを指定 krのみ対応
--color <value> string N output color設定 選択可能なオプション
- on
- off
- auto
--no-sign-request boolean N 認証情報のロードを無効化 -
--ca-bundle <value> string N SSL証明書の確認時に使用する CA証明書を指定 -
--cli-read-timeout <value> int N 最大読み取り時間、0を入力するとタイムアウトではなく、ブロック状態に変更される デフォルトは60秒に設定
--cli-connect-timeout <value> int N 最大接続時間、0を入力するとタイムアウトではなく、ブロック状態に変更される デフォルトは60秒に設定
--no-cli-pager boolean N レスポンスの cli pagerを無効化 -
--cli-auto-prompt boolean N CLI入力パラメータの自動プロンプト設定 -
--no-cli-auto-prompt boolean N CLI入力パラメータの自動プロンプトを無効化 -

rbコマンドの呼び出し例とレスポンス例を説明します。

オブジェクトを削除

呼び出し例

削除対象の空のバケットを指定してコマンドを呼び出すとバケットが削除されます。呼び出しのサンプルコードは次の通りです。

aws s3 rb s3://bucket-a --endpoint-url=http://kr.ncloudstorage.com 

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

remove_bucket: bucket-a

バケットが空でない場合、以下のようなエラーメッセージが表示されます。

remove_bucket failed: s3://bucket-a An error occurred (BucketNotEmpty) when calling the DeleteBucket operation: The bucket you tried to delete is not empty. You must delete all versions in the bucket.

空でないバケットの強制削除

呼び出し例

バケットに保存されているオブジェクトを含めてバケット自体を削除する場合、--forceオプションを使用してコマンドを呼び出すと、バケットとその下にあるオブジェクトまですべて削除されます。ただし、バージョン管理が設定されたバケットの場合、オブジェクトに削除マーカーが追加され、バケットは削除できません。呼び出しのサンプルコードは次の通りです。

aws s3 rb s3://bucket-aa --endpoint-url=http://kr.ncloudstorage.com --force

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

delete: s3://bucket-aa/ncs_5.png
remove_bucket: bucket-aa