rm

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Classic/VPC環境で利用できます。

Ncloud Storageに保存されているオブジェクトを削除します。

コマンド

コマンド構文は次の通りです。

aws s3 rm <target> --endpoint-url <value> [--options] 

パラメータ

パラメータの説明は次の通りです。

パラメータ タイプ 必須の有無 説明 制限事項
--endpoint-url <value> string Y コマンド呼び出しのデフォルト URLを指定 krリージョンのみ対応、呼び出しドメイン情報はNcloud Storageの概要を参照
--dryrun boolean N 動作の実行結果だけ確認し、実際には未適用 -
--quiet boolean N レスポンス結果を表示しない -
--recursive boolean N コマンドの適用範囲を下位ディレクトリまで適用 -
--include <value> string N 指定されたオブジェクトのみコマンドに含めるようにルールを設定、指定された順番で適用 -
--exclude <value> string N 指定されたオブジェクトはコマンドの対象外になるようにルールを設定、指定された順番で適用 -
--only-show-errors boolean N エラーのみ表示、その他のレスポンス値は表示しない -
--page-size <value> integer N レスポンスごとのリスト項目数を指定 最大1,000個までサポート
--debug boolean N デバッグロギングを使用 -
--no-verify-ssl boolean N SSL証明書を検証する基本動作を再定義 -
--no-paginate boolean N 自動 pagination無効化、結果に対して最初のページが一度だけ呼び出される -
--output <value> string N レスポンスの形式を指定 選択可能なオプション
- json
- text
- table
- yaml
- yaml-stream
--query <value> string N レスポンスデータの絞り込みに使用する JMESPathクエリ -
--profile <value> string N 認証情報ファイルで特定の profileを使用 -
--region <value> string N リージョンを指定 krのみ対応
--color <value> string N output color設定 選択可能なオプション
- on
- off
- auto
--no-sign-request boolean N 認証情報のロードを無効化 -
--ca-bundle <value> string N SSL証明書の確認時に使用する CA証明書を指定 -
--cli-read-timeout <value> int N 最大読み取り時間、0を入力するとタイムアウトではなく、ブロック状態に変更される デフォルトは60秒に設定
--cli-connect-timeout <value> int N 最大接続時間、0を入力するとタイムアウトではなく、ブロック状態に変更される デフォルトは60秒に設定
--no-cli-pager boolean N レスポンスの cli pagerを無効化 -
--cli-auto-prompt boolean N CLI入力パラメータの自動プロンプト設定 -
--no-cli-auto-prompt boolean N CLI入力パラメータの自動プロンプトを無効化 -

rmコマンドの呼び出し例とレスポンス例を説明します。

オブジェクトを削除

呼び出し例

削除対象オブジェクトのパスを指定してコマンドを呼び出すとオブジェクトが削除されます。呼び出しのサンプルコードは次の通りです。

aws s3 rm s3://bucket-aa/image.png --endpoint-url=http://kr.ncloudstorage.com

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

delete: s3://bucket-aa/image.png

「.jpg」拡張子を持つオブジェクトを除き、バケット内のすべてのオブジェクトを削除

呼び出し例

--recursiveオプションと--exclude、--includeオプションを利用してコマンドを呼び出すと、特定の条件を満たすオブジェクトだけ削除したり、削除しないことができます。呼び出しのサンプルコードは次の通りです。

aws s3 rm s3://bucket-aa/ --endpoint-url=http://kr.ncloudstorage.com --recursive --exclude "*.jpg"

レスポンス例

レスポンスのサンプルコードは次の通りです。

delete: s3://bucket-log/test123/
delete: s3://bucket-log/test123/241202120123.txt
delete: s3://bucket-log/241203120012.txt